
コラム2025/06/10
車のコーティング剤の役割や選び方とは?美装の基礎知識を解説
車を美しく長持ちさせるためのサービスとしてよく使われるのがカーコーティングです。
ただ、一言にカーコーティングと言ってもさまざまな種類があり、種類によって効果や持続期間なども変わってきます。
この記事では車の美装の基礎知識として、
・コーティング剤の役割
・コーティング剤の選び方
について解説します。
美装の基礎知識①車のコーティング剤の役割とは?
車の美装の代表的なサービスがカーコーティングで、車にコーティング剤を塗ることには次のような役割・メリットがあります。
1.車のコーティング剤の役割
車を各種の汚れから守ることや、汚れを落としやすくすることです。
コーティング剤によっては紫外線や薬品などから守る効果もあります。
コーティング剤を車体に塗ることで見た目を美しくする、艶を出すといった見た目改善の役割もあります。
2.カーコーティングのメリット
カーコーティングをすることで、車体に新車のような艶を出せるというメリットがあります。
泥や砂、黄砂、花粉といった汚れから車体を守り、仮に汚れても落ちやすくする点もメリットです。
この他に、コーティング剤に応じたメリットがあります。
コーティング剤によって効果や持続期間、特徴が異なることから、カーコーティングの際には「車に合ったコーティング剤選び」が重要になります。
美装の基礎知識②車のコーティング剤の選び方
車のコーティング剤には主に4つの種類があります。
4つの種類の特徴・効果・持続期間などを知り、ご自身の美装の考え方や愛車と相性の良いものを選ぶことがポイントです。
コーティング剤 |
特徴・効果・持続期間 |
ワックス系(油脂系) |
・カー用品店で手軽に購入できる ・光沢と撥水性に優れる ・水や熱に弱い ・持続期間が短い(1カ月前後) ・価格は数百円~数千円くらい |
ポリマー系(樹脂系) |
・ガソリンスタンドなど身近なお店でも施工できる ・ワックスと比較して持続期間が長い(3カ月くらい) ・熱や雨、紫外線に弱い ・価格は2万円~くらい |
ガラス系 |
・光沢や汚れを防ぐ効果、紫外線を防ぐ効果に優れる ・持続期間が長い(3年~5年前後) ・デメリットは酸性雨に弱いことや、価格が高いこと |
セラミック系 |
・薬剤や汚れなど全般に強く、光沢に特に優れる ・薬品や酸性雨などにも強い ・持続期間が数年~5年以上と長い ・価格相場は数万円以上と高めである |
なお、車のコーティング費用はあくまで目安です。
同じタイプのコーティング剤でも、メーカーや商品によってかなり価格が違ってきますので、「高いな」と感じたら別の薬剤と比較してみることも方法のひとつです。
ただ、ガラス系やセラミック系は持続期間・効果が優れているため、全般的に価格は高めになっています。
最後に
車のコーティングは、車を長くキレイに保つためにおすすめです。
ただ、カーコーティングにはいろいろな種類がありますので、「どれを選ぶべきか」で悩む方も少なくありません。
持続期間が長く効果面でも優秀なコーティング剤を選ぶべきと思うかもしれませんが、これについては美装への考え方や車との相性もありますので、一概に言えません。
コーティング剤選びなら、プロに相談してみてはいかがでしょう。
カーショップオートサイトはカーコーティングや車の修理・整備、中古車販売など幅広いサービスを提供しています。
サービスの相談も大歓迎ですので、お気軽にご相談ください。